Takuya71 のぶろぐ

外資系ソフトウェア会社で働いてます、認定スクラムマスター

数年ぶりに自作PC そして Windows 10 のインストールではまる

TL;DR 低価格自作パソコンを作るが Windows のインストールで予想外の苦戦。 教訓: Windows のインストールメディアは Windows で作ろう。

久々の自作PC

子供が中学になり パソコンがほしいと。目的は Fortnite をすることなんですが、それ用に今回 久々に自作PCで用意することにしました。とりあえずは あまり使っていない Windows 機を渡し 自作PC の準備をすすめることに。 もしかすると最後に自作PCを組み立てたのは P4の頃だったかもしれないので 10年以上経っているかもしれない。もともとは5月ぐらいに作ろうと思って部品を購入し始めたのですが、その当時流行っていた AMDの Ryzen 3300x を使いたいという 目的と手段を間違った考えの為に Ryzen 3300x を予約。 しかし予約したものの 入荷が予想以上に遅れた為に 入手出来たのは7月に入ってからでした。

ただ予約したのが早めだったからか 価格は変にプレミアムな価格にはなっていないお得な価格な入手することが出来たのは幸いでした。その後 Amazonのセールで安かった メモリ 16GB を買ったのと NTT-X のセールで SATAの SSD 480GB が安かったので買っておきました。 しかし その後 作ろう作ろうとは思っていたもののなかなか 進んでいなかったのですが 10月末になり残りの部品を揃えて作業を進めることになりました。

購入したもの

  • CPU: Ryzen 3300x
  • M/B: ASRock A520M Pro4
  • GPU: 玄人志向 GTX 1050ti
  • Memory: 16GB (8GB x2)
  • HDD/SSD: ADATA SATA SSD 480GB
  • Case: Deepcool MACUBE 310 WH
  • Power Unit: 玄人志向 550w
  • M.2 WiFi: Amazon で安いWiFi 6 対応のモジュール

部品の選択について

部品の選択については 非常に迷いました。 どこのメーカーの何がいいのかも 初めは正直よくわからず Youtube のレビューをみたりして参考にさせていただきました。 結構悩んだのは以下のパーツです。

CPU

Ryzen 3 3300x これは流行っていたので使ってみたかったという ミーハーな選択です。今だと Intel 第10世代 10400F で作るかも知れません。当時 1万5000円ぐらいで購入でき 4コア 8スレッドで 上位の 3500 に匹敵する コスパのよい CPUとなっています。3300x は今は手に入らないですね。同じような 3100 はまだ売っていますが 3300x より少し性能的には低いようですが その分お値段も安くなっています。

マザーボード

マザーボードについては チップセットが B550 B450 A520 の乗ったもののどれがいいのか非常に迷いました。 B450 前の世代のチップセットということもあり 安定しているし 価格も安くなっているものが沢山あります。B550 については最新のものということで将来的な安心感はあるのですが 価格が高めだったりします。A520 搭載のものは低価格帯を狙った最新のチップとなっていて 4000番台の新しいRyzen にも対応していて将来のCPUの交換を考えると安心感はあるのですが PCIe4.0 には非対応です。サイズは MicroATX で選択することにしました。

その中で今回は A520 を搭載した ASRockの A520M Pro4 を購入しました。 約9500円。

このマザーボードに決まった要因としては以下の理由となります。

  • 新しい Ryzen にも対応している。
  • メモリスロットが 4本ある。
  • Type-C のポートがある。
  • M.2 のポートが二つある。SSDとWiFi用

ケース

ケースは 子供の意見を尊重して選択しました。 見た目重視なホワイトを選択しました。 Deepcool の MACUBE 310 WH を購入しました。 Amazon で 4000円オフが使えて 約5000円でしたが、作りもよく 片面はアクリルでは強化ガラスとなっています。裏配線で配線を隠すこともできます。 今回は関係ありませんが 長いGPUの為のステーもケースについているので 長めのGPUをさしても安定すると思います。 側面のパネルは磁石で固定となっています。裏配線はある程度きれいにしないと磁石は超強力というわけではありませんのでちゃんと閉まりません。配線はきっちりしましょう。

GPU ビデオボード

ゲームを目的にしているので 本来はお金をかけるべきところですが 直近で RTX3070 が出たり、新しいRadeon が発表されたりしてタイミング的に コストも考えて何を選んでいいかわからなくなったので 現時点では中古で安めの GPUで一旦しのぐことにしました。 年末 年始 の頃にもう一度いいのを選びたいと思います。最初は AMD の RX580 があれば買いたかったのですが よい値段のものが今は見つかりませんでした。

今回は 中古の 1050ti を買いました。 3070 は 10数万の 2080ti に匹敵する性能ということで コスパはよさそうですが それでも7万ぐらいしますし高いです。ただ 3300x だとCPUがボトルネックになるのではという心配もありますし そもそも マザーボードも PCIe4.0 に対応していないので 性能は発揮できないですね。

ほしかった RX580

メモリ

安かったから。約6000円

HDD/SSD

これも安かったから。約5000円

ADATA SSD 480GB SU650 SATA 6Gbps / 3D NAND / 3年保証 / ASU650SS-480GT-REC

ADATA SSD 480GB SU650 SATA 6Gbps / 3D NAND / 3年保証 / ASU650SS-480GT-REC

  • 発売日: 2018/09/29
  • メディア: Personal Computers

WiFi と Bluetooth

今回購入した ASRock のマザーボードには WiFi用のM.2 のスロットがあります。ここに WiFi、Bluetooth のモジュールを付けることにします。 モジュールでは WiFi6に対応した ものを Amazon で購入しました。値段はすごく安いですが 問題なく使えてます。 アンテナも必要です。 マザーボードには アンテナを固定する 金属がついているので そこに固定しました。アンテナのコネクタが非常に小さく WiFiモジュールに固定するのにとても苦労しました。 ピンセットを虫眼鏡つかって接続しました。老眼には辛いサイズです。最近は WiFiとBluetoothのモジュールが一つになっていて Bluetooth を使う機会も多いと思いますので付けておくのはいいと思います。アンテナとモジュールのセットで約3000円。

Windows のインストール

上記の部品が揃ったので 組み立てて OSのインストールとなります。組み立て自体は 問題なく小一時間ぐらいで組み上がりました。ケースの精度もよく組み付けが悪いということもありませんでした。1点 SSDの取り付けについて このケースでは 2.5インチのSSDをマザーボードの裏側に配置するようになっているのですが SSDとパネルとの隙間があまりなく 電源に付属している SATAの電源ケーブルだとL時型になっているので電源ケーブルが若干パネル当たってしまう状態となります。使用上は問題無さそうなのですが コネクタ側に若干力がかかってそうなので 後日 ストレートの延長ケーブルを探して交換したいと思います。

mac でインストールメディア作成

とここまでは問題なかったのですが この先は Windowsのインストールでさくっといく予定だったのですが、予定外のトラブルで時間がかかってしまいました。 今回 Windowsについては 以前 買ってつかってない Windows 10のライセンスを使うことにしてるのですがインストールについては 最新の状態の Windows10を入れたかったので マイクロソフトのサイトから 最新のWIndows10のメディアをダウンロードしてインストールを行いました。 わたしは普段 mac を使っているので mac でマイクロソフトのサイトから ISOイメージをダウンロードして、それを USBメモリに書き込み、そのUSBメモリでブートして インストールする腹積もりでした。

結果的にはこれが 思わぬトラブルの原因となってしまいました。

mac で作成した USBメモリを 新しいPCに差し いざ起動。 F11 を押して ブートのメニュー表示すると UEFI USB として USBメモリが認識されています。これを選んでブートします。

先を進むと 「お使いの PC に必要なメディア ドライバーがありません。」とメッセージが表示され、インストール先を選択するところで 接続している SSDが見えていません。

新しいドライバが必要なのかと思い マザーボードに付属している CD-ROM からドライバを読み込ませようとしますが 互換性のあるドライバが見つからない状態でインストールすることが出来ません。 この後 USBメモリの差すポートを変えてみたり BIOSの設定を色々変えて試してみたのですが インストールすることが出来ません。

ググってみると どうも mac でメディアを作ると インストールに失敗するという情報を見つけて そこに書いてある 対処方法でこころみてみました。 今度は SSDのディスクは見えるようになり ファイルのコピーは出来たのですが 最後に インストール失敗で 最初の状態に戻ってしまって やはりインストール出来ません。

USBメモリをもう一度作り直しても 結果は変わりませんでした。

Windows でインストールメディアを作り直す

2時間ぐらい USBメモリ作って インストールを試してを繰り返してましたがうまくいかないので、SSDとの相性なのかとも思い始めたのですが そもそもmac で作っているメディアの作り方がトリッキーな方法なので 一度 Windowsで インストール用のメディアを作ろうと思い Windows 10で USBメディアに対してインストール用メディアを作成してみました。

作成後 Windows で作成した USBメディアを使って ブートしてみると もちろん正常にブートできます。 さらにさっきまでよりも 明らかに ブートしてくるスピードが早い。 その後も SSD はもちろん問題なく認識されており その後の処理も問題なく処理が進み 明らかにファイルのコピーの時間も短かった。。。 というわけで Window 10 で作った USBメモリを使って インストールすると なんの問題もなくインストールがあっという間に完了しました。

Windows 10 のインストールメディアの作成について

Windows 10 のUSBメモリ タイプのインストールメディアは Windows で作りましょう。 mac で作成する場合 ISOファイルから DVD作成して そこからブートするほうがはまらないと思います。

以上 久々に 自作PC 作って Windows のインストールではまった記録でした。

Ryzen 3300x は 普段使いでは全く問題なく ゲームでは Fortnite もすごく快適です。 コスパはすごくいいと思います。

PC久々に作って 色々試したりできる楽しみがあります。 部品交換したりの沼にまたはまりそうです。